株式投資

安定の現物株式投資

無難な取引方法とは? FXとの違い

個人レベルで気軽な”投資” という言葉を耳にするとまず思い浮かべるのが株式投資であると思います。

私が初めて株式投資を学んだのが高校生の時でした。海外に留学していたこともあり、授業の一環で投資を実際にバーチャルで体験するというものでした。その時はアメリカ株のみを取引していたため株価の変動幅が大きく損益の数字にたいへん魅力と驚きを感じました。

株式取引とは?

企業(銘柄)の株をある単数購入し、購入時の株価よりも高い値で売ることです。

つまり現物投資になりますのでFXでのロスカットのようなルールはありません。

*信用取引ではロスカットルール有り。

例えば、

A社株価: 1000円

購入株数 100株 

*最低購入数は100株からと設定している銘柄もしくは証券会社が多々。

計 100,000円分購入

A社株価が 1100円に上がれば利益は10,000円となります。その時点で利確のため売るか保有し続けるかは自由です。約10%値を上げた時に確実に利確をすることを “利食い” と言います。短期トレーダーはこれを繰り返します。ただし、市場に流れているその企業の株数や売り・買い注文数に限りがあるため必ずしも希望の株数または株価でその日のうちに約定するかは保証されません。またその株価が大きく動いた場合は一定の値段を限度にするストップ高・安というルールがあります。ここがFXとの違いです。

または各銘柄には必ず配当金というものがあります。年に2度に分けて配当が支払われます。さらに配当に加えて株主優待を送る企業もあります。企業によっては業績が悪化している場合、配当を下げるもしくは 0円と設定しているところもあります。

例えば、購入した株銘柄のA社が年50円の配当と設定している場合は中間決算時と期末決算時に25円ずつ支払われます。株価1000円で購入した場合は利回り的は5%ということになります。そのためなるべく安く株を購入したほうが当然有利です。買い時の判断はその銘柄の長期チャートを分析することです。私の場合は最低5年期間でのチャートを見て判断します。または10年期間チャートの中央値辺りを目安にします。さらに過去5年間の配当情報も必ず確認します。ここで配当金額にバラつきがある場合は要注意です。一定の配当額を保ち続けている銘柄が優良と判断できます。基本的には東証一部の銘柄に絞られるかと思います。

現物の株取引に関してのリスクにおいては ”塩漬け” というものがあります。これは購入した銘柄の株価が下がり続け、結果その銘柄を長期で保有し続けなければならない状態のことをいいます。これは短期トレーダーにとってはリスクという認識ですが、長期トレーダーまたは配当狙い派には気にはならないかと思います。FXで言いますとスワップ運用に近いカタチになるかと思います。いずれにせよロスカットはなく、配当金が収入として入ってきます。

配当狙いの運用モデルとしては下記のようなカタチになります。

A社株価: 1000円を1万株購入 配当額: 1株あたり50円

購入時価格: 10,000,000円

毎年 A社より500,000円の配当金支払い

源泉徴収: 約20%

*税務関連記事参照

手取り= 400,000円

上記のように配当狙いの運用型ですと毎年安定的にある程度雑所得が入ってくることになります。ただし配当が支払われる前にこの場合ですと株価が500円以上上がれば売ってしまうのもありです。売った後は再度下がった後、底値を狙って購入することによりまた同じように運用できてしまいます。

以上のことを踏まえますと、株式投資はある程度手元資産がある場合は最もシンプルでローリスクな運用方法であると言えます。資産が少ない場合でも銘柄によっては値幅がとれるため短期トレードで地道に稼ぐのも面白いかと思います。FXとは違い、ロスカットがないため複雑な計算も必要なく試しに取引を始めてみるという感覚では適している投資方法であると思います。

*おすすめ証券口座参照

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