外国為替・FX

覚えておきたいFX用語 その1

「新規買い」編

私が当時FXを始めた時は一切マニュアルを読んだりですとか、はっきり言いまして勉強はしませんでした。(汗)

当時を簡単に振り返りますと….

証券口座を試しに開設 → 数百万円を証券口座に入金、同じ証券口座のFX口座に入金額分を振替 → ドル/円 ポジションをロングで10 Lot エントリーさせてみる。→ 一週間ぐらい見てると ”おお!2円50銭ぐらい円安に上がってる!” すぐに利益確定で決済売り! 

上記のような流れでした。笑

基本的に新規買いのルールは なるべく安値で手元資金の数倍の通貨を買い付けて高値で決済売りをして利益を出すことです。

例えば、手元に日本円で100万円あるとします。この10倍のドル通貨を1ドル=100円で買います。そうしますと手元に10万ドルが入り、これを為替市場に流します。

そして市場でのレートが1ドル=101円となった時、決済売りボタンを押しますと1円の利益確定となります。すると手元資金の100万円が→110万円に増えます。

逆に買い付け価格よりも円高になった場合は損失評価となります。

例えば、市場レートが1ドル=99円の場合、手元資金は100万円→90万円となります。

ここで損切りするか保有し続けるかはトレーダーの判断次第です。そのため決済ボタンを押さなければ実際の現金は失いません。オマケみたいなもので、ロスカットを受けない限りロングポジションを日をまたいで保有し続けるとスワップポイント(金利のようなもの)がもらえます。(通貨ペアによっては支払う場合もあり)

                    *スワプポイント記事参照

                    *ロスカット記事参照

ここで出てきた用語

円安 = 基軸通貨のドルに対して円が弱く・安くなること

例 1ドル=100円 → 1ドル=110円 これをドル高・円安 と呼びます。

基軸通貨のドル目線で解釈しますと、100円 = 90セントになります。1ドル相当する日本円通貨を1ドルよりも安い 90セントという値段で買えてしまいます。そのためドル目線からは円は安い、そしてドルは日本円に対して強く、高いです。

円高 = 基軸通貨のドルに対して円が強く・高くなること

例 1ドル=100円 → 1ドル=90円 これをドル安・円高 と呼びます。

円安の例の逆となり、日本円がドルに対して強くなることです。

豆知識

一見円高である方が日本は強く良いイメージにみえますが、日本市場は貿易収入に頼っているため景気が悪くなる場合が一般的です。

例えますと100万円の自動車をアメリカの顧客が購入する場合、 1万1000ドル支払わなければいけません。感覚的にいいますと、100万円の物に110万円支払うようなことです。このような状況が続きますと、海外の顧客は日本から商品を購入することが減り、結果日本の貿易関連企業は売上や利益が減少します。

良いことは私たち個人が海外旅行や買い物をする時です。例えばアメリカに行く際 円をドルに交換します。その時に1ドルが90円であれば、1万ドルを90万円で替えられます。感覚として本来 100万円相当の通貨を90万円で替えられるということです。スプレッドやリフティングチャージといった手数料はかかりますがFX口座によってはほぼ市場レートで銀行や空港よりも安く通貨交換できます。そのため円高は個人にとっては有利とも理解できます。 *現受け参照

ポジション = 建玉

Lot = FX上での通貨単位   * 1 Lot = 1万通貨

約定 = エントリー

新規買い = ロング

決済 = ポジションクローズ

スワップポイント = 通貨ペア金利差調整額 

ロスカット= 強制決済 

スプレッド = 通貨Bid(買値)とAsk(売値)の差   * FX口座によって異なります

よくFXトレーダーが利益が出た際ブログなどで ~Pips と表現することがありますが、 Pips (ピップス)というのは 通貨単位のことを言います。なので円の場合は銭という単位を基準にします。

1銭 (0.01円) =1 Pips

例にしますと 市場評価で 1ドル = 100円55銭でロングエントリー後101円00銭でクローズした場合、45銭の利益です。

これを +45 Pips と表現します。

当時の私の例をたどりますと +250 Pips と表現するのが正解ですね。

まだまだたくさんの用語やルールがありますが、まず始める際に最低限の用語・単語は覚えておきたいですね。次回は 新規売り(空売り)に関しての記事を投稿します。

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